エプソンEP-806AB/AW/ARプリンターエラー紙詰まりが発生した時の対処法
プリンターを購入して沢山印刷する中で
避けて通れないのが、給紙トラブルです。
今のプリンターは、背面から給紙ではなく
用紙カセットから吸い上げるタイプの
給紙方法がほとんどです。
見た目はコンパクトになりましたが
給紙不良になった時、
確認する箇所が多いのも事実。
今回はEP-806ABシリーズの
紙詰まりについて紹介します。
この記事の目次
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複合機は確認場所が沢山!
紙詰まりエラーが出た時
詰まった用紙を取り出します。
危険なので、電源を落とした状態で
プリンターを確認します。
下記の部分を慎重に確認しましょう。
1、ヘッドが動く部分を見ます。
中にある、透明のテープや線などには
手が触れないようにしましょう。
紙詰まりの衝撃で、
中の線が切れている場合は
修理じゃないと改善しません。
ヘッドは通常右奥にありますが
左など、いつもと違う位置にある場合
ヘッドを右に動かしながら、
用紙が下敷きになっていないか確認します。
2、用紙カセットも引き抜き見ます。
底が見づらい場合は
プリンターを縦向きにしてもかまいません。
カセット抜いて、縦向きにすると
奥までよく見えます。
3、背面カバーも外します。
4、背面カバーの内部まで見ましょう。
排紙トレイ部も確認しましょう。
上記の機種はEP-806ABシリーズと
構造が似ている機種で紹介しています。
異物がないのに、エラー発生
紙詰まりがないことを確認し
電源入れなおしても、エラーが出る場合。
・目に見えないところに、用紙が隠れているか
・紙詰まりの衝撃でセンサーが故障しているか
という2択が考えられます。
修理じゃないと改善できません。
修理費は定額で決まっています。
定額修理13000円+送料です。
修理に出す方法の関連記事はこちら
エプソンプリンタが不具合。修理期間と修理手順の基礎知識。
エプソンプリンター修理・その他お問い合わせ先一覧。
また部品保有期限が色別に
それぞれ決まっています。
EP-806ABは、2019/10/31
EP-806ARは、2019/7/31
EP-806AWは、2019/8/31
この日以降は、修理の受付ができません。
買い替えを案内されます。
印刷時にエラーが発生
修理に出さなくても
改善することもあります。
電源立ち上げ時は正常で
印刷する動作が始まると
エラーが発生する場合です。
この時考えられるのが
1、ローラーの摩耗
2、紙粉(しふん)の付着で給紙不良
この2択ですが
長年使っているとローラーの摩耗は
仕方ありません。
これは修理で交換になりますが
紙粉の付着の給紙不良が、案外多いです。
用紙には目に見えない粉が
付着していて、それがローラーにつき
紙送りが滑ってできず
エラーが発生、という仕組みです。
紙粉は、ローラーを定期的に清掃する
だけでも防ぐことができます。
背面カバーを外すと
白いローラーが4つほど並んでいます。
表面に出ている部分だけでOKなので
きつく固く絞った布でふいてください。
修理を出す前に試してください。
後継機種の相場
全て試しても駄目な場合は修理ですが
後継機種も、修理費と差がありません。
EP-806ABの後継機種はEP-807ABシリーズです。
相場も15000円ほどで、保証期間が過ぎて
有償の人は、買い替えたほうがお得な場合も・・・。
インクの型番は変わってしまうので
ストックがある方は注意してください。、
まとめ
・紙詰まりは隅々まで確認
・ローラーの清掃は定期的に
・修理費は定額、部品保有期限に注意
・後継機種はEP-807ABシリーズ
紙詰まりの時はすごい音がしますよね。
一気に用紙が吸い込まれた場合は
間の用紙から取り出します。
きつく引っかかっている時は
左右交互に揺らしながら
一枚ずつ引っ張ってみましょう。