エプソンプリンターの非純正インクトラブルの修理について。互換インクの保証を適用するのは難しい
互換インクは沢山ありますが
メーカーによっては
インクによるトラブルを保証します!という
アフターサポートの充実性を
感じさせるものもありますよね。
今回は他社インク使用での故障で
エプソンの対応を紹介したいと思います。
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互換インクでの修理
昔に比べ、目詰まりなどインクトラブルが
少なくなってきたプリンターたち。
現在では、互換インク使用でも
通常通りの修理対応が殆どです。
家庭用プリンタなら
定額で修理を行います。
互換インクメーカーの対応
他社インクメーカーを見ていると
そのインクが原因でトラブルが起きたと証明できれば
修理費を負担すると記載している所が殆ど。
エコ●カさんや、インク●命さんなど
互換インクの大手メーカーは、実際そうです。
他のメーカーのインクを使っていたら
対象外ですよって意味でしょうか。
エプソンの対応
互換インクで発生するトラブル報告は
目詰まり、インク漏れ、非認識
この3つが、圧倒的に多いです。
エプソンでは修理をすると必ず
修理報告書を添付して、製品と一緒に送り返してきます。
エプソンから添付してくる書類で
修理品の詳細を書いているのは、この修理報告書です。
(後はお問い合わせ先が乗っている番号の用紙など)
よって、他社インクメーカーに提出するのは
この修理報告書になってしまうのですが・・・
以前にも書きましたが↓
互換インク使用でのトラブル。保証は効くのか?
修理報告書に書かれているのは
・預かった製品の申告内容
・プリンタに起きている現象
・おこなった修理内容
だけです。
例えば互換インク使用の目詰まりの場合
・預かった製品の申告内容
⇒インクがでなくなった。
・プリンタに起きている現象
⇒目詰まりを確認しました。ヘッド交換が必要です。
・おこなった修理の内容
⇒ヘッド交換。動作チェック。印字テスト。
なので、
使用しているインクにより
プリンタは目詰まりをしています。
よってこのインクが原因です。修理します。
と証明するような書き方は絶対にしません。
果たしてこれでも、インクメーカー達は
保証してくれるのでしょうか?疑問なところです。
自分は試したことがないので、
実際経験された方いましたら、書き込みください。
何故証明できないのか?
互換インク関連記事にも書きましたが
互換インク自体が動作保証外のものです。
そのため一概に
「他社インクが悪いですよ。故障しますよ。」という
断言が、できない立場なのです。
今回の例では、
1、インクがでない製品が届いた。
2、現状確認で目詰まりが起きていることを確定。
3、これにより目詰まりの修理をする。
と現段階の事しか書かれない事が、分かったと思います。
「うん、今目詰まり起きてるね。確かに故障だよ。
何故かはわからないけど・・・直す必要があるよ。」
って言うような感じですね。
ただ、互換インク使用者だけに促すメッセージで
非純正インクを使っていると故障の原因にもなるので・・・
と、純正をすすめる文言があります。
これで保険屋たちを、納得させるしかないですね。
豆知識
落雷による故障について調べてみました。
台風の季節など、落雷による家電被害に
巻き込まれた時
保険を入っていれば、保険金がおりる事もありますが
ここでも落とし穴が。
エプソンでは、落雷証明という発行はできないそうです。
もちろん保険会社から出された書類に
明記することも同様にできません。
落雷のトラブルは、電源が付かないなど
基盤関係が多いのですが、落雷が原因かって事が
本体だけじゃ分からないからです。
(黒こげになっていれば、話は別でしょうけど。)
なのでこの時の修理報告書は
・預かった製品の申告内容
⇒落雷後、電源が入らない。
・プリンタに起きている現象
⇒電源が入らないのを確認しました。
・おこなった修理の内容
⇒メイン基盤交換。動作チェック。印字テスト。
という表記になりますよね。
申告のところに落雷後って明記はOKなので
この内容で保険屋と要相談です。
なんだか保険に入っている意味あるのかって思いますが
参考までに。
まとめ
・インクメーカーによって保証がある
・ただし、インクが原因であると証明する事が必要
・エプソンは他社インクに関して、断言ができない
・落雷証明もできない
なんだかシビアな話ですね。
断言すると責任がふりかかってしまうから
仕方ないのかもしれませんが。。。
互換インク使用の方は
こういった証明でも、保証対応してもらえるのか
一度確認した方がいいですね。